ワクチンは感染症予防に大切です。
接種対象者は期間内のワクチン接種をご検討ください。
☆HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)≪キャッチアップ接種、定期、任意接種≫
・接種対象者
①定期接種(小学校6年生から高校1年生相当の女性)
②キャッチアップ接種
誕生日が平成9年4月2日~平成19年4月1日の女性のうち、これまでHPVワクチンの定期接種を逃した人は令和7年3月末までは公費で接種を受けることができますが、令和6年9月までに接種を開始しなければ公費接種可能な期間内に接種が完了しないので注意してください。
③任意接種(①、②以外の方)
・接種費用:全額公費負担(令和6年3月末まで)
◎キャッチアップ接種について
10月1日以降は最大10万円、マジで自腹になっちゃうよ!
1997-2007年度生まれの女の子は今だけ無料!
☆帯状疱疹ワクチン≪任意接種≫
・接種対象者:50歳以上、または帯状疱疹に罹患する可能性が高い18歳以上
・接種費用:広島市では全額自己負担
◎ビケン 7,680円×1回
◎シングリックス 22,000円×2回
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
・生ワクチン(ビケン)
接種回数:1回(小児水痘ワクチンと同じものです)。
有効期間:5~7年程度
・不活化ワクチン(シングリックス) 22,000円×2回(税込)
接種回数:2回(2回目は1回目の接種から2か月後)。
有効期間:10年以上
☆RSウイルスワクチン≪任意接種≫
・接種対象者:60歳以上の成人
RSウイルスは、特に高齢者や慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)を持つ人、免疫機能が低下している人において、重症化のリスクが高く、肺炎、入院、死亡など重篤な転帰に繋がる可能性があります。
日本では、毎年約63,000人の入院と約4,500人の院内死亡が推定されています。
このワクチンは、国内初となるRSウイルスによる感染症を予防するワクチンで、2023年9月に日本で初めて製造販売承認を取得しました。
また2023年5月には米国(FDA)で世界で初めて承認され、その後欧州(欧州委員会)、英国、カナダでも承認されています。
・接種費用:アレックスビー 30,000円