広島市大腸がん検診

可能です。

いいえ、いつの便でも構いません。

検査自体は可能ですが、潜血反応が陽性の場合、痔の出血と大腸の出血を区別することはできません。血尿が便に混ざると陽性反応が出やすくなります。いずれも便潜血で陽性の場合は、放置せずに専門医の診断を受けることが重要です。

検査は人間の赤血球のみに反応するため、肉や刺身の血液成分には反応しません。そのため、食事内容が検査結果に影響を与えることはありません。

いいえ、口内出血は潜血検査に影響しません。

別の日に採取するのが望ましいですが、別の便であれば同じ日でも問題ありません。

便秘の場合でも、2日法で2回目の便が2～3日後になることはありますが、問題ありません。ただし、最初に採取した便は成分が変わらないように冷暗所や冷蔵庫で保管してください。

2日法で1本しか採取できなかった場合は、その1本を提出してください。未使用の容器は提出せず、不燃物として処分してください。

便が硬い場合は、便の表面を引っかくようにして採取してください。

下痢の場合でも検査は可能です。便をスティックでかき混ぜるようにして採取してください。

便潜血検査は非常に感度が高いため、生理中の採取は避けたほうが良いです。生理が終わってから2～3日後に採取することをお勧めします。その場合、健診当日にスタッフへ便容器の提出方法について相談してください。

便が水や洗浄液に浸かると、正確な検査ができなくなります。潜血があっても血液成分が消失し、検査結果が陰性になる可能性があります。

バリウム検査後は便の白濁が強くなり、検査結果が正確でなくなることがありますので、通常の便に戻るまで採便は避けてください。また、バリウムは胸部レントゲンにも影響を与えるため、健診時には注意が必要です。

【採便用のシートを家庭用品で代用する方法】

1. 便座を上げ、新聞紙またはサランラップを帯状に畳んで便器の中央部に余裕を持たせる形で乗せ、便座を下ろして固定します。
2. 新聞紙またはサランラップの上にトイレットペーパーを敷き、その上で排便してください。
3. 採便後、便とトイレットペーパーはトイレに流してください。
   新聞紙またはサランラップはトイレに流さず、回収してゴミとして処理してください。